RSウイルスに対するワクチン(アブリスボ)について
◇ RS ウイルス(RSV)感染症
RSV は呼吸器の感染症で、経過は軽い風邪症状から重い肺炎の症状まで様々です。約 70% の乳幼児では数日で快方に向かいますが、30%の乳幼児は細気管支炎、肺炎などにより、喘 鳴(ぜーぜー)、呼吸困難などがみられることがあります。特に 6 か月未満のお子さまは重 症化する可能性があり、入院が必要になることがあります。
◇ お母さんから赤ちゃんへ(母子免疫) 赤ちゃんは生後数か月の間は免疫機能が未熟なため、体内で十分な量の抗体(細菌やウイル スを除こうとするもの)をつくることができません。お母さんの体内でつくられた抗体が胎 盤やへその緒から赤ちゃんに移行することで、肺炎や呼吸困難などの重症化を抑えてくれ ます。
◇ 対象と方法
対象:妊娠 28 週~妊娠 36 週 6 日までの妊婦
(妊娠 24 週から可能ですが、無料助成対象は 28 週からとなります) ★現在の妊娠中に妊娠高血圧症候群の診断・治療中の方は、通院中の産婦人科などで接種
をお願いします(過去に診断されましたが、現在は問題ない方は当院でも対応可能です)。 方法:アブリスボR 0.5ml 筋肉内接種 1 回のみ その他:インフルエンザワクチンと同時接種は可
3種混合など百日咳菌抗原含有ワクチンと同時接種は百日咳に対する抗体効果が減弱するため不可となります。
費用:無料(一時的に、もしくは上記助成対象週数以外での接種希望の場合は自費となり、税込 33000 円です)
里帰り出産などで 23 区内に住民票がない方は、一度費用(現金のみ)をお支払いいただき、 自治体に申請し払い戻しを受ける償還払いになるケースがあります。 事前に手続きが必要な自治体がありますので、お住いの自治体にお問い合わせください。
◇ 接種後の注意 接種当日は安静に過ごしてください。入浴しても問題ありませんが、接種部位はこすらない ようにしてください。 起こる可能性の副反応は、注射部位の腫れ・赤み・痛み、倦怠感、頭痛、時に発熱などがあ ります。これらは、ワクチン接種直後から数時間後、また数日後に発生することもあります。 接種後 14 日以内に出産された場合には、抗体移行が十分でない可能性があります。
◇予約方法
当面は電話にてお受けいたします。
