予防接種
診療についての考えでも簡単に書きましたが、風邪とよばれる多くの感染症は自然に治っていくもの、です。
しかし、中には、かかってしまうと重症化してしまうものがあります。ですから、そうした感染症はワクチンで予防することが大切です。さらにそれらにかかった場合、重症度は年齢によって違うので、適切な時期に予防接種することが賢明と考えます。また現在任意接種となっているものについても、極力接種されることを推奨します。
know-VPDのサイトは大変参考になりますのでご参照ください。
以下にワクチンの接種時期を記載します。公費負担となるものが定期接種、自費負担となるものが任意接種となります。
0歳時より接種可能なワクチン
- B型肝炎ワクチン(10月より定期接種・不活化ワクチン) 生後2ヶ月〜(B型肝炎に罹患されている母から生まれたお子さんは出生時〜)
- ロタウイルスワクチン(定期接種・生ワクチン) 生後2ヶ月〜
- ヒブワクチンまたは5種混合ワクチン(定期接種・不活化ワクチン) 生後2ヶ月〜
- 肺炎球菌ワクチン(定期接種・不活化ワクチン) 生後2ヶ月〜
- 4種混合ワクチンまたは5種混合ワクチン(定期接種・不活化ワクチン)生後3ヶ月〜
- BCGワクチン(定期接種・生ワクチン)
1歳時以降より接種可能なワクチン
- 麻疹・風疹ワクチン(定期接種・生ワクチン)1歳〜
- おたふくかぜワクチン(助成あり・生ワクチン)1歳〜
- 水痘ワクチン(定期接種・生ワクチン)1歳〜
3歳以降より接種可能なワクチン
- 日本脳炎ワクチン(定期接種・不活化ワクチン)3歳〜(生後6ヶ月から接種可能です)
子宮頸がんを予防できるワクチン(ガンを予防できる唯一のワクチン)
- 子宮頸がんワクチン
定期接種:小学校6年生〜高校1年生相当女性が対象 15歳以上は3回接種ですが、15歳未満で接種すれば2回か、3回接種を選択できます。
キャッチアップ接種(ワクチン個別勧奨を控えていた時期に定期接種の機会を逃し、平成9年度生まれ〜平成19年度生まれ(誕生日が1997年4月2日〜2008年4月1日)の方は3回接種です。
予防接種はネット予約になりますので、バナーにあります診療予約はこちらから、から入っていただき予約をよろしくお願いいたします。ただし、子宮頸がんワクチンのみは電話予約となります。
よろしくお願いいたします。院長
予防接種時の持ち物
- 母子手帳
- 接種する予防接種券
- 保険証
- 乳児医療証
- 替えのオムツ